【VBAの配列の勉強方法】初心者向けロードマップと練習問題付き

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「VBAの配列を勉強したいけど、どこから手をつければいいの?」
このように悩んだことはありませんか?


・ 配列って何? どこから勉強したらいいの?

・ 静的配列? 動的配列? 違いが分からない…


・ どの順番で勉強すれば効率が良いの?


VBAを学び始めると、変数やループ処理はなんとなく分かるけど、「配列」に入ると急に難しく感じることがあるかもしれません。

そこでこの記事では、配列をゼロから勉強する最適な順番 を紹介します!
このステップ通りに学習すれば、無駄なく効率的に配列をマスター できますよ!

各STEPごとに 詳細な解説記事も用意しているので、より深く学びたい方はそちらもチェックしてくださいね!


【 この記事の概要 】

よく使う度
難しさ
覚えておくと安心度

VBAをしっかり学びたいけれど、「どこから始めればいいかわからない」と迷っていませんか?

そんな方には、UdemyのVBA講座がおすすめです。

動画での丁寧な解説や、実践的な学習スタイルで、初心者でも無理なく基礎から応用まで習得できます。
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目次

この記事でできるようになること

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【VBA配列の勉強ロードマップ】初心者が配列を最短で習得する手順

VBAの配列を学ぶには、以下の流れでステップアップするのがオススメです。

STEP

配列とは何か? なぜ使うのか? 基本構文を知りましょう。

STEP

配列を簡単に使う方法を学び、基本的な配列操作に慣れましょう。

STEP

固定サイズの配列を使い、基本の配列管理を習得しましょう。

STEP

配列のサイズや範囲を取得し、動的配列の準備をしましょう。

STEP

ReDim・Preserveを使ってデータの増減に対応できるようになりましょう。

STEP

Excelの表データを配列で管理できるようになりましょう。

STEP

配列内の特定のデータを検索・フィルタリングしましょう。

STEP1: VBAの「配列」の基本を理解しよう

「配列ってそもそも何?」 という方に向けて、配列の概念を解説します。

VBAの配列は、複数のデータを一つの変数で管理できる便利な機能です。
なぜ配列を使うのか? 配列を使うメリットとは? を分かりやすく説明します。

学べること
  • 配列とは何か? 変数との違い
  • VBAで配列を使うメリット
  • 配列の基本的な使い方

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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STEP2: Array関数を使って簡単に配列を作成しよう

配列の概念を理解したら、Array関数 を使って、簡単に配列を作成してみましょう!
最も手軽に配列を扱う方法なので、「まずは配列を使ってみる」 という意味でも最適です。

学べること
  • Array関数の基本構文
  • 配列にデータを格納する方法
  • 配列のデータを取り出す方法

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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STEP3: 静的配列を使いこなそう

配列を使う基本を学んだら、サイズが固定されている「静的配列」 を学びましょう!
データの数が決まっているときは、静的配列 を使うとコードがシンプルになります。

学べること
  • 静的配列の基本構文
  • 静的配列の宣言方法(Dim 売上(4) As Long など)
  • 静的配列を使うメリット・デメリット

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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STEP4: UBound・LBoundで配列の範囲を取得しよう

静的配列を学んだら、「配列のサイズを知る方法」 を覚えましょう!
UBound(配列の最大インデックス)やLBound(最小インデックス)を使えば、
配列の範囲を取得でき、動的配列を扱う際にも役立ちます。

学べること
  • UBound・LBoundの基本構文
  • 配列のサイズを動的に取得する方法
  • 配列の範囲を利用したループ処理の方法

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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STEP5: VBAの「動的配列」を活用しよう

次に、サイズを変更できる「動的配列」 を学びます!
データの増減に対応しやすく、実務でも非常に役立つ配列 です。

学べること
  • 動的配列の宣言方法(Dim 配列名() As 型)
  • ReDimを使ってサイズ変更する方法
  • Preserveを使ってデータを保持しながらサイズ変更する方法

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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STEP6: 2次元配列で表データを扱おう

配列の基本を理解したら、2次元配列 に挑戦しましょう!
Excelの表データをまとめて処理したい場合に、2次元配列がとても便利です。

学べること
  • 2次元配列の基本構文
  • Excelの表データを2次元配列に格納する方法
  • 2次元配列をループで処理する方法

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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STEP7: Filter関数で配列のデータを抽出しよう

最後に、配列のデータを検索・抽出する方法を学びましょう!
Filter関数を使えば、条件に一致するデータを簡単に取得できます。

学べること
  • Filter関数の基本構文
  • 条件に一致するデータを抽出する方法
  • 実務で使える応用例(リストから特定のデータを検索)

💡もっと詳しく学びたい方はこちら!

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よくある質問(Q&A) VBA配列の疑問を解決!

VBAの配列について、初心者がよく疑問に思うポイント をQ&A形式でまとめました!
「こんなとき、どうすればいいの?」という疑問をスッキリ解決できます✨

配列のサイズを後から変更できますか?

変更可能ですが、ReDimの使い方に注意が必要です!

VBAでは、静的配列(サイズ固定)動的配列(サイズ変更可能) の2種類があります。
動的配列なら、実行中にサイズを変更することができます。

動的配列の注意ポイント
  • ReDimだけを使うと、元のデータは消えます!
  • ReDim Preserve を使うと、データを保持できますが、最終次元しか変更できません。
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配列の中に特定の値があるかチェックする方法は?

VBAの Filter 関数を使うと簡単です!

「配列の中に ‘りんご’ があるか調べたい…」そんなときに便利なのが Filter 関数です!
Filter を使えば、指定した文字列が含まれる要素だけを抽出 できます。

🔹 Filter関数の基本の書き方

Sub SearchFruit()
    Dim fruits() As String
    Dim result() As String
    
    '// フルーツリストを配列に格納
    fruits = Array("りんご", "バナナ", "ぶどう", "メロン")
    
    '// "りんご" を含むデータを検索
    result = Filter(fruits, "りんご")
    
    '// 結果を表示(データが見つかった場合のみ)
    If UBound(result) >= 0 Then
        MsgBox "りんごが見つかりました!"
    Else
        MsgBox "りんごはありませんでした。"
    End If
End Sub
ポイント
  • Filter(配列, "検索ワード") で、配列から特定のデータを抽出
  • 一致するデータがない場合、配列の長さは -1 になる
  • 大文字・小文字は区別される(vbTextCompare を指定すれば無視できる)
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配列のデータをすべてクリアしたい!

Erase を使えばOK!

配列のデータを初期化(リセット) したい場合は、Erase ステートメントを使います。

🔹 Eraseステートメントの基本の書き方

Sub ResetArray()
    Dim myArray(4) As Long  '// 5つの要素を持つ配列(インデックスは0~4)

    '// 配列にデータを格納
    myArray(0) = 10
    myArray(1) = 20
    myArray(2) = 30

    '// 初期状態の配列を表示
    MsgBox "リセット前の値:" & vbCrLf & _
           "myArray(0) = " & myArray(0) & vbCrLf & _
           "myArray(1) = " & myArray(1) & vbCrLf & _
           "myArray(2) = " & myArray(2)

    '// 配列をリセット(すべての要素が初期値に戻る)
    Erase myArray

    '// リセット後の配列を表示
    MsgBox "リセット後の値:" & vbCrLf & _
           "myArray(0) = " & myArray(0) & vbCrLf & _
           "myArray(1) = " & myArray(1) & vbCrLf & _
           "myArray(2) = " & myArray(2)
End Sub
ポイント
  • 数値型配列なら「0」に戻る
  • 文字列型配列なら「空文字(””)」に戻る
  • Variant型の配列なら「Empty」に戻る
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配列のすべての要素を一括で表示する方法は?

For NextFor Each を使うと簡単です!

🔹 For Next を使って配列をループ処理する

Sub DisplayArrayContents()
    Dim myArray() As String  '// 文字列型の動的配列
    Dim i As Long            '// ループ用変数

    '// 配列を定義(Array関数を使用)
    myArray = Array("A", "B", "C", "D")

    '// 配列の中身を順番に表示(イミディエイトウィンドウへ出力)
    For i = LBound(myArray) To UBound(myArray)
        Debug.Print "myArray(" & i & ") = " & myArray(i)
    Next i
End Sub

🔹 For Each を使って配列をループ処理する

Sub DisplayArrayWithForEach()
    Dim myArray As Variant  '// Variant型の配列
    Dim item As Variant     '// 配列の要素を格納する変数

    '// 配列を定義(Array関数を使用)
    myArray = Array("A", "B", "C", "D")

    '// 配列の中身を順番に表示(イミディエイトウィンドウへ出力)
    For Each item In myArray
        Debug.Print item
    Next item
End Sub
ポイント
  • For Next は、UBound & LBound を使ってインデックスを指定
  • For Each は、インデックスなしで配列の要素を直接取得できる
  • For Each は 動的配列やVariant型の配列に便利!
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Excelのセル範囲を配列に変換する方法は?

Range.Value を使えば簡単!

Excelシートのデータを配列に格納するには、セル範囲をそのまま配列に代入 できます。

🔹 セル範囲を配列に格納する方法

Sub StoreRangeInArray()
    Dim dataArray As Variant  '// 配列として使用するVariant型変数

    '// A1:D5 のデータを配列に格納
    dataArray = Range("A1:D5").Value
End Sub
ポイント
  • 2次元配列として格納される(行×列の形式)
  • 値のみ取得(書式は含まれない)
  • セルのデータを高速処理できる!
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この記事のまとめ

VBAの配列は、データを効率的に管理し、プログラムの可読性と処理速度を向上させる強力な機能です。
配列を正しく理解し、順番に学ぶことで、より柔軟でメンテナンスしやすいコードを書けるようになります。

この記事では、配列の基本概念から、静的配列・動的配列・2次元配列・Filter関数まで、学ぶべきステップを整理しました。
これらの知識を順番に習得することで、配列を自在に扱えるスキルを身につけられます。

ポイントのおさらい

さらに学ぶために

配列の基本を理解したら、 次のステップとして「より高度なデータ操作」 に挑戦しましょう!
配列を活用した効率的なデータ管理をマスターすれば、 より実践的な業務の自動化やデータ処理 に役立ちます。

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